メール

2006年7月28日
私たちは遠距離なのにぜんぜんマメじゃなくて、
電話をしても繋がらないことの方が多かった。
メールもほとんどしない。

誕生日だって覚えてたこともなかった。
電話して、今日は何の日?
って聞いたら「え〜っと」
と考えてから、
「ごめんの〜」
と笑っていた。
毎年の誕生日。
マメなんて言葉とはほど遠い人だった。

そうじゃないから、ふとした時のやさしさや
思いついたようにくれるプレゼントが特別なように感じられて嬉しかった。

いろいろ苦しいことやしんどいことがあったんだろうけど、
そういう弱みを見せたがらない人だったから。

それでも死ぬ2日前に、
「今、ちょっと休憩中」
っていうメールが送られてきた。
今までそんなことしたこともないくせに。

新しいメールで彼からのメールがどんどん後ろになっていって、
いつか消えてしまうのが怖くて、
保護をする。
そんな行為に何の意味もないのに。

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