後悔

2006年9月28日
彼と別れていたとき、
私は一人でいたわけじゃない。
他の人と付き合ったこともあった。
彼から結婚できないって言われた時には
むしろ、誰か見つけないとって必死になっていたようにも思う。
でも結局彼のことが忘れられなくて、
彼以上に好きになる人はいなくて、
すぐに別れてしまった。
こんなことを繰り返していた私には
彼のことを最後まで愛していたと堂々と言う資格はないのかもしれない。

だけど、やっぱり愛していたのは彼だけだった。
届かない思いに押しつぶされそうになって、
そんな弱い自分が大嫌いだった。
もうこんな無駄なことをするのはよそう。
何年たっても彼のことを待とうって決めたのは
彼が無くなる1ヶ月ほど前。

一方で、彼は私と別れて誰とも付き合わなかった。
亡くなる少し前に彼から言われた
「クロエと別れて誰ともエッチしてないよ。
僕はなんのために我慢してるんかなぁ」
って。

最近思う。
何度も好きだと言い続け、彼に受け入れられたいと願いながら他の人と付き合ってしまった私。
それを拒絶し続けながら結局誰とも付き合わず、酔った時にぽろっと自分の本心を明かすような言葉を言っていた彼。
どちらがズルイの?
きっとどちらもズルくなんてなくて、
お互いを思う気持ちは一緒だったんじゃないかと思う。

むしろ彼の方が強かったのかもしれない。
二人とも完ぺきじゃなかった。
世の中は完璧なものばかりじゃないから。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索