続き

興奮がさめやらないまま、次の日、またそのバーへ。

Tさんはいたけど、いつもの占いで忙しそう。
早く話たいのに。

って、ちょっと手があいたすきに
Tさん！！って呼んで昨日のことを話た。

「えーー！誰なん？」

って名前を聞かれて、答えたら、

マジで！って。驚かれた。

あいつ、昔悪くてすごい遊んでたんよ。
で、すごいお洒落な子で、
でもめちゃめちゃやさしいよね。

前はよく飲みに来てくれてたんよ。

ってひととおり、話をして、

電話してみようかってTさんが言い出して、
電話をする。
私はもう、ドキドキして、テンション上がって、
すごく大変だった。
TさんとUさんはしばらく昔の思い出話とかして、
で、私と同じ会社で働いてるって驚いてて、
Tさんと私は最近ビリヤードにはまってて、
今度一緒に行こうよって誘ってくれてた。

おまけに、
「今、クロエちゃんいるからかわるね」
って電話を渡されて、
出たら、すごい笑ってて、私も笑ってしまった。

「携帯の名前のとこにTさんって出てて、
忘年会で喧嘩した課長の名前と一緒で、
だから面倒くさいなぁって思いながら出たら
違ってて、びっくりしたよ」
って。

それから、
「それじゃ、ほんとに今度飲みに行こうか」
って、言ってくれた。

「うん」
って、即答すぎたぐらい即効で答えてしまう。。

あは。

なんかこれだけで、もう付きあっちゃうみたいに
テンションあがってしまって、
私は本当にUさんのことが好きなんだって思った。

Uさんもバツイチだし、遊んでたみたいだし、
人に言えないようないろんなことがあったんだろう。
私だって、いろいろあって、
だから、こんかいは駆け引きとか、試すとか、
そういうのじゃなくて、
お互い一緒にいて安心できるような関係になれたらいいなって
思ってて、
だから、共通の友達とか、そういうのすごく嬉しいって思った。

Tさんと作戦会議で、今週の土曜日にビリヤードに行こうって思ってる。
でも、その前に
Tさんが懐かしいから会いたがってたよ〜。
って誘って飲みに行けたらいいなって。